サクラサクラサクコゾコトシ
いやはや、これまた結構久方振りの更新であります。
ちょっと前回日記の日付けを確認してみたら、
そうか、3月26日以来更新してなかったのね。
その間、何事もなく穏やかな日常であったワケもなく、
まぁだからって切羽詰った日常であったワケでもない。
遡って思い返してみたりしよう。
【3月26日】
この日は昼間、打合せの狭間時間が2時間程できたので、
以前から行こう行こうと思いつつ行けていなかった
小石川植物園にフラリと訪ねてみた。
「オオイヌノフグリ」
「ショウコウミズキ」
思いの外に広大な敷地である。
オオイヌノフグリやホトケノザなどの野草は勿論、
様々な種類の木々が植樹されており、
野鳥の姿も多く見受けられる。
サトザクラはもう少しで一斉に芽吹くところ。
あと2~3日遅ければ、もっと風景が色彩豊かだったかもしれない。
広場には、巣立ったばかりと思われる小さなヒヨドリたち。
まだ飛ぶのが下手なようで、
10m位飛んだら不時着するような不器用な仕草で着地、
といった行動を繰り返している。
やたら喧しいし数も多いし地味だったりもするから、
あまり喜ばれることのないヒヨドリだが、
「やはり一回り小さいとカワエエのう」と思って眺めていたら、
上記写真の彼はこの写真撮影の直後、
空から急降下してきたカラスにガッチリ掴まえられて、
哀れな鳴き声を残しながら大きな松の木の天辺まで
連れ去られてしまった。
しばらく彼が連れ去られた木を眺めていたが、
やがて助けを求めるその声も小さく消えていき、
私の周りはまた、何事もなかったかのように日常が動き出した。
ううむ。自然の定めとは云え、
目の当たりにすると、なんかちょっと切ないものだ。
ソメイヨシノは五分咲きといったところか。
下から見上げていたら、
凡そニッポンの桜風景には似合わない鳥の姿。
お馴染みワカケホンセイインコである。
ムッシャムッシャと桜の花弁を喰い散らかしておったわい。
あと数十年もすると、
この光景がニッポンの桜風景になるのかもしれない。
コチラはキツツキ科のコゲラ。
6~7羽が群れ成しておった。
四方からドラミングの心地よい音色が響き、
なんだかとても得をした気分で嬉しいものであったが、
私の他に気付いている人はいないようであった。
【3月28日】
この日は例によって、
Rikatan「変なイキモノ探索隊」取材探索、懲りずに沢登りの巻。
今回は東京都桧原村界隈。
それぞれ完全防水トレッキングシューズを購入し、
意気揚々と臨んだもきち画伯と私であったが、
靴の高さよりも深い川の中では
何の役にも立たないことを知ったのであった。
つうか一回水が中に入ると、
全然出ていってくれないねん完全防水トレッキングシューズ。
ううむ、迂闊であった。
探索開始から程なく、
ナガレタゴガエルを見つけて一同盛り上がるが、
さすがに発見数が5匹を上回ると、その感動が薄れることも知った。
色々勉強になるなぁ。
ヘビトンボの幼虫、マゴタロウムシも発見だぜ。
かくして約6時間の渓流遡上探索なのであった。
探索ターゲットはまだ内緒。
RikaTan7月号に掲載予定。
【4月2日】
4コマ漫画家さんたちの花見の会に呼んで頂き「としまえん」へ。
ワケあって参加されていた方々のご紹介はできない。
いやホレ、締切りなどの関係上、
本来いてはならない人とかもあったりするからの。
まぁ少なくとも、
この日この場に北方面からのミサイルが落ちたりした日には、
きっと4~5冊のマンガ雑誌は発刊できない事態となったことであろう。
落ちなくて何よりだった。
だから、こんなものが会場に姿を現した際は、
場がちょっと混乱しかかったりもしたのであった。
昼から全て用意された席に座ってビールを呑んで、
七輪で肉焼いて喰って、鍋をつついて、桜を見上げて、
それで2時間4,000円はなかなかにお得であるなぁ。
大したものだ「としまえん」。
楽しかったっす。
そしてその夜、部屋の古雑誌の束を
ひょいと持ち上げようとしたところ、右の腰周りに痛みが走る。
「うあー、腰を捻っちまったようだ」
と思い、湿布などを貼って大人しく寝る。
【4月3日】
目が覚めて起き上がろうとすると同時に、
昨夜痛めた辺りに激痛。
なんとか立とうとするが足に力が入らない。
つうか、力を入れると激痛が走るねん。
しばらく手でマッサージしたりしてほぐすが、
一向に良くならない。
実はこの日は、
田代さま&だらくま嬢とのゴルフ練習会の予定なのであったが、
当日になってなんつうテイタラク。
ううむ、などと悩んでみるのだが、
ゴルフはおろか、歩くこともままならない状態に諦め、
メールにてドタキャンのお詫び。
いや、その節はホントに失礼致しました。<お二方
結局、右股関節の炎症&軽いぎっくり腰。
まぁどちらも古傷のような持病のようなものなので仕方ないのだが、
まさか一度に訪れようとは。ぬう。
とりあえず土曜の夕方辺りには、
なんとか足を引き摺りながらも歩ける程度には回復。
【4月5日】
この日は我が草野球チーム、春の大会緒戦。
当然ながら故障者リスト入り中の私は
出場することなく監督業に専念。
(元々、選手兼任監督なのだ)
WBCでの原采配を反面教師として、
バントや盗塁、エンドランなどの戦術を駆使することで、
7対1で完勝したのであった。
ふっふっふっ。
残塁数を如何にして増やさないかが勝利のポイントだね。
といったような日々だったのだなぁ。
こう書くと、なんかいつも遊んでばっかりのように見えるが、
日付けが飛んでいるトコロはちゃんと仕事しておるのだよ。
そこんとこヨロシク。
ともかく、そんなこんなで色々飛び回っていたものだから、
ついエイプリルフールにホラ吹くのも忘れておった。
そして来週13日は、
愛猫「あんも」の一周忌になるのだなぁ。
そうか、昨年も桜の時期だったもんな。
早いものだ。もう一年か。
そりゃあ新猫「ふうた」もデカくなるワケだよなぁ。
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コメント
先日の風穴探検はお疲れさまでした。
お車に同乗させて頂いたHoyaです。メールでなく、ブログでのお礼になってしまいまして、申し訳ありません。
里中さんの写真はどれも綺麗ですね。オオヌノフグリも美しいです。私にとっては、オオイヌノフグリの撮影がとても難しくて・・。
今後とも、何卒よろしくお願いします。
投稿: Hoya | 2009年4月27日 (月) 13時09分
>Hoyaさま
おおっ、お疲れさまでございましたっ。
その節はありがとうございました。
そして、ありがとうございますです。<写真
オオイヌノフグリは花弁が小さいですからねぇ。
撮影が難しい花の一つであります。
何卒、今後とも宜しくお願い致しますー。
投稿: 里中遊歩 | 2009年4月27日 (月) 17時52分