カレンダーマジック
ただでさえ忙しい年末のこの時期だというのに、
大変な事件が勃発してしまった。
「とてもじゃないけど
今週来週辺りは日記を更新している場合じゃないなぁ」
とか思っていたのに、
もうなんだかどうでもよくなってしまったので更新してしまえ。
実は先程もツイッター(http://
「12月の暦は、破滅へのカウントダウンのようだ」
などと記したばかりだというのに、
そのカウントダウン自体が大変なこととなってしまった。
まずは下の画像をご覧頂きたい。
なんてこたぁない。
私の書斎の壁に貼られているカレンダーだ。
毎年、
契約している保険会社の人が送ってきてくれる卓上カレンダーを、
私はこうして2か月分、壁に貼り付けているのだ。
でもってアポの電話などが入ると、
コレを見ながら日時の確認を行ない、
様々な調整をはかり、後に手帳に書き記していくのである。
おおっ、なんかデキるビジネスマンのようではないか。
私の場合、特に金土日などは、
大体、1~2ヶ月くらい前からスケジュールが埋まり始める。
いや遊びばかりじゃなくて、
雑誌の取材や会議などが結構入るのでありますよ。
んで、その辺りの週末スケジュールについては、
ある程度予定が入った段階で覚えるようにしている。
いちいち手帳とか見て確認するのも面倒だしね。
一応、書いてはおくのだけど。
曜日で覚えておくと、
なかなか覚えやすくて良いですぜ。
「○日」とか云われても、
すぐにカレンダー見て曜日に変換して、
「第○週の○曜日」といった感じで覚えておく。
「今度の土曜はコレやって、日曜はアレがあって・・・・・・」とか、
日で覚えるよりよっぽど楽なのだ。
自慢ではないが、
結構私、その辺りの記憶力には自信があるのだ。
そもそも30代半ば辺りまでは、
一応手帳とか持っていたけどほとんど記すことなく、
記憶頼りで一週間全ての予定をきっちりこなせていたものだ。
勿論、曜日で覚えてね。
んでも30代半ば過ぎ頃から、
なんだか急にダブルブッキングが横行し始め、
泣く泣く手帳に記すようになったけどな。しくしく。
そんなこたぁともかく。
かくして11月に入った頃から、
少しずつ私の12月の金土日予定が入り始めた。
「12月6日、午前中から取材入る?」「オーケーオーケー」
「12月最初の土曜、昼過ぎから打合せ大丈夫?」「オーケーオーケー」
「12日、クジラ見に行くよ」「オーケーオーケー」
「12月最初の日曜、夕方から打合せ入る?」「オーケーオーケー」
などなど。
んで、ある程度予定が詰まってきた先日、ある方から電話があり、
「12月5日の15時頃から空いてる?」と訊かれた。
壁のカレンダーを確認すると金曜日である。
この週の金曜は、作業関係の仕事はあるだろうが、
特にアポは入ってない。
「オーケーオーケー」
二つ返事を返した私。
その後、すぐには手帳に記すことをせず、
本日「あー、そうだそうだ。5日の予定も書いておこう」と考え、
手帳を開いた。
アレ? おっかしいなぁー。
この日は13時から別の打合せが既に入っているではないか。
ううむ、
どうやらダブルブッキングをしてしまったようだ。
慌てて先方に連絡を入れ、不手際を詫びつつ変更してもらう。
そして更に別の電話。
「7日の19時から打合せの時間取れる?」
カレンダーを確認する。
あー、日曜かぁ。
この日は既に朝から取材が入っていて、
夕方からも打合せが一本ある筈だなぁ。
「うーん、日曜はもう既に予定が詰まっちゃっているんだよねぇ」
「へっ? 7日は月曜だよ」
「へっ? えっ?」
壁のカレンダーを再度確認する私。
「あれぇ? 今日は木曜だから4日だよねぇ?」
「はぁ? 3日でしょうよ」
「・・・・・・えーっ!?」
カレンダー、間違っとるやんっ!
12月が月曜から始まっておるやんっ!!
全部一日ずつズレとるやんっ!!!
「オレ・・・・・・、もう今月乗り切ったら、
正月には滅法ウンマイ雑煮を沢山喰うんだ・・・・・・」
「はぁ? 何いきなり死亡フラグ立ててんの?
つうか、7日の月曜、大丈夫なのか?」
「だいじょぶ・・・・・・」
もうね。
それからが大変。
曜日間違って入れていた予定、総ざらいで修正。
幾つかアポ日時を変更してもらったりして、
それはそれは大変な作業なのであった。
なんてこった。
それだけで夕方からの時間が潰れてしまったではないか。
ううぬ、カレンダーめっ。
よりによってこのクソ忙しい時期に許せんっ。
夜、家人が帰宅したので、
その怒りの限りを詳細な解説を交えつつ熱弁。
普段なら「わはははは」とか指さして笑う無神経な家人も、
さすがにコレには同情しきりである。
「それにしてもひっどいねぇ」
「だろだろ?」
「文句の一つでも云っていいんじゃない?」
「だろだろ?」
「だってカレンダーが間違っているなんて、あり得ないよねぇ」
「だろだろ?」
「ちょっとそのしょうもないカレンダー見せてよ、ある意味貴重だわ」
「ほれ、コレコレ」
「・・・・・・」
「どうよどうよ? 酷いもんだろ?」
「わはははははははっ!!!!」
いきなり笑い出す家人。
なんと失礼なヤツであろうか。
「しっ失礼じゃないかっ!
オレがこんなに大変な思いをしていると云うのにっ!」
「だってコレ、2008年の平成20年って書いてあるー!!」
「へっ?」
解説しよう。
大体この手のカレンダーってヤツは、
その年一年分プラス前年の12月&翌年の1月分が
入っていたりするものである。
私、その前年12月分のカレンダーを入れてしまっていたのですね。
「わはははははははは!!
バカだーっ! バカがここにいるーっ!!」
「・・・・・・」
「あーっはっはっはっはっ!!
ひいひい、くっ・・・・・・苦しいーっひっひっひっ!!!」
「・・・・・・」
「いやあ、明日の職場で話す、いいネタができたなぁ。
わっはっはっはっはっ!!!」
そのまま窒息してしまえ。けっ。
つうか、ただでさえ12月が短過ぎると思っていたのに、
このせいで更にまた一日短くなってしまったではないか。
しくしく。
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